脂肪溶解注射の効果

『脂肪溶解注射』というものをご存知ですか? 
皮下注射を利用した脂肪除去治療法の一種です。
もともと高脂血症や脂肪肝などの治療の1つとして用いられていたもので、”メソセラピー”とも呼ばれます。
ヨーロッパでは古くから利用されていましたが、近年それが脂肪除去の効果で注目を集め、脂肪溶解注射はアメリカからアジアへと広がりを見せています。
「ホスファチジル-コリン(Posphatidylcholine:PPC)」と呼ばれる薬剤を脂肪溶解注射によって、脂肪を減らしたい部分に注入する事により、皮下脂肪を減少させる効果があるものです。
薬によって溶かされた脂肪は血液中を通り、排尿や排便、発汗などの際に体外へ排出されると言います。
ホスファチジル-コリンは植物成分の一種、大豆レシチンから生成されており、従来からあった脂肪吸引よりも体への負担が少ないと言う説もあって、今、脂肪溶解注射に関心を持つ人も多いようです。

脂肪溶解注射と脂肪吸引

この脂肪溶解注射は、メスを使わない脂肪吸引とも呼ばれています。
確かに、脂肪溶解注射も脂肪吸引も脂肪を減少させると言う面では共通していると言えるでしょう。
しかし実際は、その原理も効果も全く異なります。
脂肪吸引というのは、脂肪を減少させたい部位の一部をメスで切開し、そこに吸引管を挿入して脂肪細胞を直接吸引除去するという手術です。
医学的に確立されており、米国では年間30万人もの成人男女がその治療を受けているといわれています。
脂肪吸引は術後の管理や治癒時間が長く、致命的な合併症のリスクがある事など、副作用、デメリットも少なくはありません。
加えて、脂肪吸引は手術費や入院費など、経済的な負担が大きいのも現実です。
それでも、吸引した分量の脂肪細胞は確実に減少させる効果が期待でき、術後の腫れがなくなれば、その効果は確実に判ります。脂肪吸引の人気の理由はそこにあります。
又、脂肪溶解注射も、手軽ではありますが、決してリーズナブルな治療法とはいえないのが現状です。
もう少し手頃な額になってくると脂肪溶解注射がより普及してくると思われます。

脂肪溶解注射のメリットとデメリット

脂肪溶解注射はその名の通り、注射を打つだけで脂肪を減らすことができるものです。
脂肪溶解注射は脂肪吸引のような手術ではないので、肉体的にも精神的にも負担が軽く、顔のプチ整形と同様、ちょっとした空き時間にでも治療を受ける事が出来ます。
ただし、安全性の面などから1回に注入出来る薬剤の量は僅かで、少なくとも数回の治療は必要になります。
そのため、脂肪溶解注射は自然と費用が加算でしまうのです。又、効果が表れるまでにも最低1ヶ月程度はかかると言われています。
とは言え、致命的な合併症や医療事故が起こりにくく、副作用も比較的小さいところから、脂肪溶解注射は新しい脂肪除去治療として注目を集めているのは事実です。
この脂肪溶解注射は恐らく今後日本でも普及するだろうと言われています。
メタボリック症候群などと言う言葉が飛び交う昨今、ダイエットは最早女性だけのものではありません。
ダイエットは男女を問わず多くの人が抱えている課題の1つだからです。
しかし、脂肪と同じ分だけのお金を貯めなければそう簡単には痩せられないようですね。

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