子宮頸部異形成の症状や治療法を紹介します。子宮頸部異形成は、子宮頚癌と一般的に呼ばれていますが、ガンと決まった病気ではありません。
子宮頸部異形成は、子宮頚癌と一般的に呼ばれていますが、ガンと決まった病気ではありません。異形成上皮(軽度→中等度→高度)→上皮内癌(上皮内がん)→浸潤癌(浸潤がん)と徐々に進行していき、細胞の変化によって症状が現れてきます。子宮ガンではありませんが、正常な細胞ではないので「異形成」と呼ばれています。診断によっては経過をみながら観察していくことが一般的で、危険性を予測しながら予防を行なっていくことが可能です。子宮ガンの検診をしながら治療し、進行を防いでいくための処置をしたり、どの段階でどんな治療をしていくかにかかっています。子宮頸部異形成は、ほおっておくと子宮頸ガンに変わっていく可能性を秘めています。少しでも怪しい細胞などは再検査によって細胞の細かいところまで検査していきます。初期の段階であれば、子宮の出口を円形に切除するだけの手術が行なわれ、その後も妊娠が可能です。今では若い人の発症率が高くなっているので、定期的な検診が必要とされています。
子宮頸部異形成は初期の段階では症状がないので、発見されにくいのが大きな難点です。まれに起こる不正出血や、月経以外の日に少量の出血、性交渉の後での出血など不正出血は子宮頸癌後期によく起こりうる症状です。この他には、悪臭を伴うおりものや、骨盤周辺の痛み、尿路閉塞などを起こします。大丈夫だろうと治療をしないで放っておくと腎不全になり、死へ至る場合もあります。子宮頸部異形成は正常な細胞が徐々に変化していくことで発生していきますが、数年かかってガンへ変化する場合もあれば、すぐにガンへ変化する異形成があります。こうした子宮頸部異形成の異常は、定期的な検査を受けてどのような治療が最適なのか病院の先生と相談していかなければいけません。パップスメア検査は、子宮ガンの90%を正確に検出できる検査です。費用も安く、早期発見により子宮ガンによる死亡率が低くなったのが現実です。症状がでないからといって検査を受けずにいるよりは、定期的な検査をしたほうがいいですね。
子宮頸部異形成にも段階があり、将来的に出産を望んだり、子宮温存によって子宮を残す場合など、人それぞれによっては子宮摘出も考えなければいけない場合もあります。最近の治療法として、レーザーや高周波による電気メスなどで円錐切除を行い、子宮を残す病院もあります。高い熱によって凝固作用を用いりながら子宮組織を焼き切り取っていきます。出血はあまりなく、その後も妊娠・出産は可能です。最近の傾向として、20代から30代で異形成による初期ガンが多く発見されています。子供を産めない体にしないためにも、若いうちから気を配って定期的な検診をした方がいいですよね。まれに、定期検診で結果が悪くてもその時の体調によってなので次に受けた時には正常に戻っている可能性があります。必ずしも一度の検査でガンと判断はしにくく、正常な組織からガンへ変化していくには数年異常かかると言われています。早期発見によって治る病気でもあるので、担当の先生の支持に従いながら治療をしていきましょう。